本などで出会った小話1「甕(かめ)割り柴田」

『甕割り柴田』

 

「元亀元年(1570年)織田信長朝倉義景の戦い

長光寺城の戦いにおいて、

 

織田信長側である柴田勝家は、

近江長光寺に籠城し、六角義賢と戦っていた。

 

義賢は、信長から叛旗を翻した浅井長政と組んでいた。

 

8000の義賢軍に対して、勝家軍は2000であったため、

兵力に劣る勝家は、援軍を待つべく堅固に城を守る策を取った。

 

城では水を遠くから引いていたが、義賢軍によって水を断ち切られた。

このため、城は水不足に陥ってしまい乾きに倒れるものが続出した。

 

水がなければ、戦うどころでは無い。

 

絶対絶命の危機に、

勝家は残りの水(二石入りの水甕三つ)を城兵に飲ませ、

余った水ごと、長刀の石突きで甕を割ってしまった。

 

もう、飲める水は一滴もない。

翌朝打って出た勝家軍は、勝利を手にした。」

 

しかし、残念ながら、この話は 「伝説」であって事実ではない。

(著者 瀧澤 中/PHP研究所 引用)

 

この話が作り話であったとしても、

死を覚悟して戦って勝ったのは事実だと思います。

 

私たちが生きる今の世であっても、

相手が大きくて強そうと思うとき、

どうしても勝ちたい場合は、

死を覚悟して挑戦する事は自然の事であり、

だれでも必死になるはずです。

 

むしろ、私たちが弱り果てたときにこそ、

神は私たちに取って強い味方であり、

力強く働いてくださいます。

 

私は、今本当に、身も心も弱り果てています。

二日間ブログをサボっていましたが、

頑張って今日書きました。

 

『奇跡は、諦めなかったヤツの頭上に降りてくる!』(ワンピース)

 

必ず、神秘が私に舞い降りる事を信じています。

なぜなら、「神秘isまいストーリー」ですから。

 

yui