本などで出会った小話5「街のバリアフリーが発展していたから」

『街のバリアフリーが発展していたから』

 

パラリンピックのあったバンクーバー

車いすの前市長サム・サリバンさん(50)は言う。

『多くの人は

市長が障害者だから街のバリアフリーが進んだ

と思っているが、

事実は逆。

街のバリアフリーが発展していたから

私が市長を務められた」

 (2010年3月31日朝日新聞朝刊 天声人語 引用)

 

 

以前足を怪我をしたとき、

病院の中だけ、

車いすを一度だけ使用した事があります。

 

最初は、まっすぐに進む事もできなくて、

補助者がいないと進めませんでした。

 

病院内の廊下や扉は広く作られているものの、

いつもならたいした時間がかからない道程も

廊下にあるちょっとしたモノでも

障害物となってしまいます。

また、

エレベータの場所まで移動しないと

上下階には行くことができないので、

結構時間がかかり、

余計疲れます。

 

他にもありますが、

車いすを使用するまで

こんなに大変な思いをしている事は

正直気がつきませんでした。

 

バリアフリー化が進ませる為には

いつも障害者の立場に立って考えてないと

うまくはいきません。

 

自分がいま満たされていると、

なかなか弱いモノの立場に立つって事は

難しく感じます。

ついつい今の自分の目線で観てしまいます。

しかし、

その時こそ

足をかがめて見える世界から自分ができる何かを探し

取り組んでみようと思います。

 

 

本日も、プチ断食に挑戦しようと思っています。

目標は、明日の朝までです。

今のところ水を2リットルくらい飲んだだけです。

とりあえず頑張ります。

 

yui