本などで出会った小話10 「セイロンの3人の王子」
『セイロンの3人の王子』の物語
セイロンとはスリランカの島です。
物語の概要は、3人の王子が修行の旅にでました。
途中、ラクダを無くした人に会いました。
3人の王子は、そのラクダをまるで見たことが有るかのように
状態を言い当てます。
しかし、実際に見た訳では無く、
来るときの道の様子からそのラクダの状態を洞察して
答えたのでした。
(「「幸福な偶然」つかまえる」 参照)
偶然は本当に有るのでしょうか。
空から隕石に当たることも、
偶然ではなく必然だと思います。
たとえばミュージシャンが突然
素晴らしい曲が天から舞い降りた
と言って名曲を世に残しています。
しかし、ただボーッとしていてもそうはならないと思います。
それまで必死に求め続けていたから、舞い降りたモノが
素晴らしいと判断できたり
そのイメージを曲に起こす事ができるのです。
『求めなさい、そうすれば与えられます。』
諦めずに求め続けることで必然になるのです。
最初は駄作であっても、
信じて前に進めばきっと変化が生まれます。
yui