本などで出会った小話13「ことばとは一体何でしょうか。」
『ことばとは一体何でしょうか。』
「芽は「目」、花は「鼻」、葉は「歯」。
植物は、昔の人にとって大切な存在でした。」
(「大人の樹木学」引用)
ことばって不思議です。
たとえば
木になるは「気になる」、
植は「食」や「色」など、
生は「聖」や「正」など、
地は「知」や「血」など、
物は「者」、・・・たくさんあります。
また、
「神」は「上(かみ)」にあり、
「髪」も「上(かみ)」にあります。
「紙」には、ことばを書くことができます。
記号でも、
「+(プラス)」は、
プラス思考など前向きな意味で使われます。
反対に「-(マイナス)」は、
ネガティブな場合に使われます。
+は十字架の形にも似ております。
十字架の縦の線は神と自分の関係、
横の線は人々と自分の関係と言われます。
十字架は、神と人々と自分との良い関係を保つことが
大切という意味でも使われます。
ことばや記号は得てして、
発する音が似ているだけでは無く、
意味にあっても似ています。
しかし、ことばとは一体何でしょうか。
『初めに、ことばがあった。ことばは神とともにあった。ことばは神であった。』
聖書には、ことばは神とあります。
私たちが普段用いていることばも
実は人間にだけ使うことを赦されているのです。
なぜなら
神に似せて創られたからです。
しかし、似ているのであって同じではありません。
私たち一人一人は神の恵みに預かる者として
神に贖われたのです。
神の恵みに十分預かりたいと思うなら
信じて紙にことばを書くだけで無く、
ことばを声に出して祈ることで
その祈りは聞かれているのです。
繰り返す様ですが「ことば」は神なのです。
私たちにあっても、
ことばを声に出して相手に伝えないと
伝わらないのと同じように、
神に対してもことばを声に出して
伝えることで私たちの願いが伝わるのです。
もし、あなたが今、願いがあるなら
ことばを声に出してキリストに祈ることで
かなえられる近道になります。
yui