本などで出会った小話14「バイオスフィア」

だいぶ前になりますが、

たまたまラジオを聞いていたときに知った事ですが、

『バイオスフィア』 って知っていますか。

 

概要は、

 約30年まえにアメリカで、地球実験を行った話です。

人類が宇宙で生活する為の実験でした。

100年間継続する予定でしたが、2年で頓挫してしまいました。

 

理由の一つに酸素不足がありました。 

酸素は植物によって得る計画でしたが、

木々が倒れてしまって酸素が得られず

二酸化炭素が多くなりすぎてしまったのです。

それは、 

バイオスフィアは、無風の状態でした。

一般的に木は台風などの強風があると、

耐えられるように地面に根を張ります。

しかし、無風ではその必要が無いので根はあまり伸びません。

それが原因で木々が倒れてしまったのです。

 

その他にも問題が起こり続ける事が不可能と判断し

計画を中止してしまいました。

 

地球の循環システムは神によって完璧に造られており、

神以外にこの素晴らしい世界は造れません。

人が容易に地球を作れる訳はないと言う事を証明するための

実験だったのかもしれません。

 

木にとって、台風のような強風は敵だと思っていましたが、

強く大きく成長するために必要なストレスだったと言うことを

改めて知りました。

 

私たちの人生にも同じ事が言えると思います。

人などに「これは敵だ」と感じることがあると思います。

私も以前までそう思っていました。

しかし神は、私たちを強く大きく成長させるために

あえて厳しい環境に遭遇させていると思います。

 

それこそ、神の愛であり恵を与える為の準備をしているのです。

そして乗り越えたとき、

神から多くの恵を受け取るのです。

 

私は今、分からない事、乗り越えなければならない事、

できない事等が沢山あり、厳しく辛い日々を送っています。

足を伸ばしてゆっくり長く眠りたいと思っています。

 

 

今は負けている様にしか見えないかもしれませんが

これから先も負けで終わるはずがなく、

負けが決まった訳ではありません。 

 『キリストは私たちの弱さに同情できない方ではない。』

 

完璧にはなかなか行きませんが、

できる様になるまで挑戦すれば良いのです。

全部はなかなか見つけられませんが、

見つかるまで探せば良いのです。

 『造られたもので、神の前で隠れおおせるものは何一つない。』

 

将来の勝利を信じて今できること一歩ずつ。

『 さて、信仰とは、望んでいる事がらを確信し、まだ見ていない事実を確認することである。』

 

yui