本などで出会った小話15「ワンピース」

『ワンピース』

 

良い物語は良い言葉でできていると、よく言われます。

ワンピースには、良い言葉が沢山あります。

 

良い言葉も大切ですが、

良い言葉を発した言葉に相応しい行動が、

もっと重要だと考えます。

正しい心の現れは行動そのものだからであって、

言葉を証明するものは、行動そものものだからです。

 

 

ワンピースでは、

「命をかけて仲間を助ける。」

「絶対助ける。」

躊躇せず行動を起こします。

 

聖書では、『人がその友のためにいのちを捨てるという、

これよりも大きな愛はだれも持っていません。』

 

無理とは言わずできることをし続けます。

困難があっても考えて克服していきます。

 

まるで、奇跡が起こることを信じているかのようです。

 

私が気に行っている

ワンピースの一つのシーンを紹介します。

『ルフィ治療開始 イワさん奇跡の能力!!』第439話(TV版)

 

ルフィとボン・クレーがマゼランの毒の攻撃を受け、

二人とも意識を失いました。

 

ボン・クレーが気がついたとき、

エンポリオイワンコフに

ルフィを助けて欲しいとお願いしました。

 

エンポリオイワンコフは、

実は、ルフィとボン・クレーがマゼランの毒で

死にかけてていたとき、

ルフィは自分を助けることよりも、

ボン・クレーを助けて欲しいことを

エンポリオイワンコフにお願いしていた事を告げました。

その時、

ボン・クレーは自分はすでに治療されていた事に気づきます。

 

ボン・クレーが頼む必要もなく、

その時はすでにルフィの治療を開始していました。

 

しかし、

本当に重傷だったのはルフィの方で、 

苦しみながら治療しているルフィの姿を見たボン・クレーは、

泣きながらエンポリオイワンコフに助けを願いました。

 

エンポリオイワンコフは手を尽くしたので、

後は奇跡を信じるしかない気持ちで一杯なため、

 

 

情けないボン・クレーの姿を見て一括しました。

 

 

 

『奇跡は、諦めないヤツの頭上にしか降りてこない!』

『奇跡 なめんじゃないよ!!』

 

 

 

これは、

できそうもないと、あらあら分かっていても

少しでも可能性を見つけて挑み続ける「心」の言葉なのです。

 

言葉には行動が重要と前述しましたが、

それ以上に大切なのは「心」です。

 

今、一つの事に挑戦しています。

どうすれば良いか今は全く分かりません。

全然先に進んでいません。

自暴自棄になりそうです。

 

 

しかし、

諦めない心の持ち主の所に奇跡は必ずやってくると信じています。

 

 

yui