続 少子高齢の問題はこうやって解決する。(下)

親の愛情が不足していたと感じている

方々にとって

どうすれば子どもを愛せる様になるのでしょうか。

 

難しく考える必要はなく、

子どもとふれあったり、

子どもの必要を満たす努力をすればよいのです。

 

要求を満たされる事によって

人は安心・安寧を自然と覚えます。

 

 

 子どもが「だっこ」を求めていたら、

「だっこ」して上げるのが愛情です。

だっこそのものも求めていますが、

それ以上に、親の愛情を受けたいメッセージです。

 

大人の自分に欲しいモノがあったら、

それを叶えてくれる人に求めるはずです。

それなのに、「抱き癖」が付くとか

「甘える」からと理由を言って

「だっこ」してあげないのは、

 

人に頼る事はいけない事だと教えているのです。

また、

愛情は貴方に必要ないとも言っているのです。

 

「だっこ」ができる年齢は、

その子の一生のうちほんの数年しかありません。

 

誰ひとりとして、

一人で生きて行くことはできません。

 

鹿やキリンなどと違い

自力で母乳を飲むことができません。

 

必ずだれかの力を必要とします。

 

大人でも子どもでも、

できない事こそ、人に頼りその愛を受けるのです。

 

完全であればあるほど、人に頼る事がないため、

その愛を受けにくいと思います。

 

 

 

神は私たちを創造した父です。 

父は、愛する子に求めるモノを与えます。

人は一人でいることは良くないと言って、

妻を与えました。

 

自分にでき無い事は、求める事です。

神の前に不可能は存在しません。

 『あなたがたが信じて祈り求めるものなら、何でも与えられます』(マタイ21:22)

 

いつでも神に求めるのです。

 

反対に、神から沢山いただいておいて、

自分の子どもに与えないのは矛盾しています。

『すべて求める者には与えなさい。奪い取る者からは取り戻してはいけません。』(ルカ6:30)

 

 

他にも

両親が互いに愛し合っている姿を見せることです。

明るい夫婦生活を見せるだけでも愛情は必ず伝わります。

 

 

自分が経験してこなかったことをするのは

難しいと思いますが、

完璧な親はいませんし、

自分も完璧ではありません。

 

むしろ、私達が不完全であるが故に神の愛を受けるのです。

 

 

『わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。』(イザヤ43:4)

 

 

神に全幅の信頼をして、神にゆだねる事です。

 

 

目の前の小さな子どもに、「自分ができる小さいな愛を流す」

この小さな一歩が、

少子高齢問題解決につながると信じています。

 

yui