本などで出会った小話26「三つの言葉(下)」

『三つの言葉(下)』

 

ではなぜ、

私たちは他人と比べて自分を見てしまうのでしょうか。 

 

それは、

同じ人がいないからです。

 

そして、

互いに支えあうために違うのです。

 

自分が持っているものをあたえるためです。

私たち一人ひとりは、

神の力に依存せずに生きられないのと同時に、

この世に生を受けたときから、

他者の支えがなくては生きられません。

必ず誰かの支えの元で生きているのです。

 

 

聖書には、

寄るべのない者に施しをするのは、

主に貸すことだ。

主がその善行に報いてくださる。

箴言19:17)

 

自分がいま持っているものこそ

恵の始まりであり、

それを与えることで

更に恵が与えられるのです。

 

一人ひとりは違って良いのです。

もし、

満ち足りていなければ

神に求めれば良いのです。

「求める者は、与えられます。」

 

それは分かっていても

いざ自分の敵を前にすると

上手く行かない。

人間の敵って何でしょうか。

 

 

 

『三つの言葉(下)』は、

これで終了です。

次回、『続・三つの言葉(上)』へ続きます。

yui