失敗して学んだインコの育て方 第5「インコの入院費1か月10万円以上」

『インコの入院費1か月10万円以上』

 

2019年3月6日に

『失敗して学んだインコの育て方 第2

「ふさふさ毛が出てきたら肝臓が悪い兆候」』

でも書きましたが、

保険がきかない動物は医療費が高いと感じます。

 

入院しなければならなかった理由は、

強制給餌ができなかったからです。

 

強制給餌は、

チューブを使って直接インコの「そのう」に

餌を入れることです。

 

それが出来れば、

入院する必要はほとんど無いと思います。

 

強制給餌は病院で教えてもらえるし、

練習もさせてくれます。

やってみて気づいたことは、

それほど難しくなかったことです。

 

強制給餌で大切なのは2つです。

 

①インコを保定する。

②素早くチューブを入れる。

 

懐いているインコなら良いですが、

つかまれることを嫌がるインコの場合

暴れるので、保定が難しく感じます。

それができれば、

あとはチューブを入れるコツです。

私たち医療関係者でない人が使うチューブは、

小さな注射器の先につけた

柔らかいゴム製のチューブです。

 

チューブは柔らかい為

くにゃくにゃ曲がらないように

短めにチューブを持つことです。

 

インコの舌に邪魔されても

簡単に入れることができます。

 

ちょっと乱暴ですが、

少しだけでも入れば、

後は一気に 「そのう」へ

押し込むだけです。

 

もし、

肺に入ってしまうことがあれば、

すぐわかると思います。

肺は手前にあるため、

寧ろ肺にいれる方が難しいかもしれません。

スムーズに入るようであれば、

「そのう」だと思って間違いでしょう。

 

始めは舌が邪魔だと感じますが、

逆に舌が「そのう」へのガイドラインになり、

舌の上のラインを喉の奥に向かって入れれば、

ほぼ間違いなく「そのう」へ向かいます。

 

しかし、 

インコも人も脂は好きな食べ物の様で、

ヒエやアワなどの

ビタミンやミネラルの豊富な適量の餌を与えることが

一番の薬だと思います。

 

 

「人(インコ)の振り見て我が振り直せ」ですね。

yui