本などで出会った小話34『著名人たちが考える愛』
『著名人たちが考える愛』
聖書に「愛」の文字がどのくらい書かれてあるのか
ちょっと調べて見ました。
全部で228文字書かれてありました。
本か、インターネットかは忘れてしまいましたが、
「愛」について著名人の言葉をメモっていたのを
発見したので紹介します。
『愛の反対は憎しみではなく無関心です』マザー・テレサ
※辞書では「愛」の対義語は「憎」
『愛はまず他の人々に対する関心、あるいは感受性に始まり、
そこから成長するものです』R・コンクリン
『誰かをいとしいと思うと、その人の喜び、成長、
幸福がいちばん大切なものになる』レオ・バスカリア
『愛とは他人の運命を自己の興味とすることである。
他人の運命を傷つけることを畏れる心である』倉田百三
※「畏れ:敬いかしこまること」
『他人のことに関心を持たない人は、苦難の人生を歩まねばならず、
他人に対しても大きな迷惑をかける。人間のあらゆる失敗は、
そういう人たちの間から生まれる』アドラー
『どんな関係においても、致命的な敵とは、自分自身、
そしてお互いをあたり前のものつまり空気のように思い、
関心をもたないことです』トム・ラスク
著名人たちは、
「愛する」ことに自分への利益が
一切含まれていないと言っているのだと思います。
実践するにはとても難しい事です。
『心を尽くし、思いを尽くし、知力を尽くして、
あなたの神である主を愛せよ。』(マタイ22章37節)
『あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ』(マタイ22章39節)
聖書で示す愛には、
愛するに至った関係性はありますが、
愛を実践するうえで、
見返りを求める愛はありません。
全て一方的です。
第1に神への愛。
自分を創造した造り主に示す愛
第2に自分への愛。
神の愛で創られた自分に示す愛
第3に隣人への愛。
神の愛で創られた隣人に示す愛
この愛を実践する世界に、
どんな不幸せな世界が想像できますか。
yui