本などで出会った小話11 「清正の長雪隠」

『清正の長雪隠』

 

「日本では昔から、考え事をするには、

便所や風呂が良いと言われる。

清正も痔を患っていたので厠にいる時間が長かった。

何かしら思いつくと、小姓をよびつけたという。」

(「名城をゆく①熊本城」リーダーの秘訣 引用)

 

私は、何かを思い出したり、ひらめいたりすると

すぐメモを取ることは以前にも書きましたが、

特に、メモができない入浴中に思い出したり、

ひらめいたります。

 

なぜか考えてみました。

 

入浴するまで悩みや問題で頭がいっぱいで、

お風呂に入っても同じように頭の中は、

悩みや問題を解決しようと繰り返します。

 

しかし、入浴中の場合はなぜか、

一端頭の中がクリアになって、

そして最初から考え直してみます。

 

机上で考えるより具体的なイメージがあり

はっきりしてます。

その時に冷静になって「ここはこう言う風」にできないかな?

と言う風にひらめきが来ます。

すぐにメモができないのがいつも残念です。

 

 

旧約聖書において水で身体を浴びることは、

汚れからきよめる為に行っていました。

 

また、イエス・ キリストを信じ受け入れる証しとして

水で体を浸して洗礼(バプテスマ)をします。

キリストもヨハネから水で洗礼を受けております。

その時には、

天が裂けて御霊が鳩のように自分の上に下られるのを、ご覧になった』

と聖書に書かれてあります。

 

 

『人は、新しく生まれなければ、神の国を見ることはできません。』

 

私にとっての毎日のシャワーは、

毎日が洗礼であり、毎日が生まれ変わりです。

 

 yui