本などで出会った小話25「三つの言葉(中)」

『三つの言葉(中)』

 

ところで、

人の価値って一体何でしょうか。

 

名門大学に入って立派な成績をおさめ、

沢山の知識を持つことが、

人の価値を高めるのでしょうか。

 

多くの事業を起ち上げて、

沢山お金を稼ぐ人が素晴らしいのでしょうか。

 

発明品を世に出して人から賞賛を浴びることが

他者よりも優れていると言う事でしょうか。

 

多くのファンを持つタレントが

他の人の意見より正しいのでしょうか。

 

その様な方々と私との価値に

違いがあるでしょうか。

 

 

価値の違いは何一つありません。

むしろ

生きているすべての人

一人ひとりに価値があり、

高価です。

 

たとえ

人の目には、高価に見えなくても

造り主である

神は、聖書に

神が私たちに対する思いを

わざわざ書いて示してあるのです。

 

『わたしの目には、

あなたは高価尊い

わたしはあなたを愛している。』

(イザヤ43:4)

わたしとは神であり、

あなたとはすべての人のことです。 

誰一人、価値のない人はいません。

何もないことと、

価値がないことは

同じではありません。

 

そうは言っても、

頑張っているのになぜ・・・。

私はどうして失敗ばかりするのか・・・。

私はなぜこの世に生まれたのか・・・。

 

など、

疑問がある方もいると思います。

 

ではなぜ、

私たちは他人と比べて自分を見てしまうのでしょうか。

 

 (中)は、ここまでです。

(下)へ続きます。

yui